インフルエンザワクチン接種についてINFLUENZA VACCINATION
令和3年11月1日より、インフルエンザワクチンの接種がスタートします。
ワクチンは、数に限りがあります。なくなってしまった時点で接種は終了となりますので、早めにお問い合わせください。
料金
成人(1回)、小児(2回) | 一般 3,500円 13歳未満 3,000円 大分市補助対象者 1,500円 |
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当院のこだわりPOINT
POINT01
安全性に配慮―感染予防―
予防接種に使用する注射針や容器は、1回で使い捨てるディスポーザブル製品です。これにより、使いまわしによる感染を防ぎ、安全な接種が可能になります。
POINT02
痛みを抑える―極細針の使用―
注射針の太さはゲージ『G』という単位で表され、大きい数字ほど細くなります。細ければ細いほど痛みを起こす可能性が減りますし、痛みは少なくなります。血液を採取する採血や点滴などの静脈注射では21G~23Gが使用されており、一般的な予防注射では少し細い24G~26Gが使われています。
注射が苦手で接種をためらっている方も、安心してご相談ください。
注射の痛みについて
皮膚には痛みを感じる痛点が、1㎠あたり100~200個、1㎟に平均して2個あるとされています。一般的な注射用の針の太さは0.4mm~0.8mmですから、痛点に触れることなく注射することは困難です。当院でインフルエンザの予防接種に使用している注射針は0.26mmの極細針であり、痛点に触れる可能性を最小限にすることで痛みの軽減につなげています。
ワクチン接種時の注意点CAUTION
接種できない方
- 体調不良の自覚がある
- 37.5度以上の体温
- 鶏卵の重いアレルギーがある
- 1歳未満
来院時のお願い
- 接種部位は上腕の外側です。上腕を出しやすい服装でご来院ください
- 未成年の接種では問診票に同伴した保護者のご署名が必要です。必ず保護者の方と一緒ご来院ください
- 12歳以下の場合、2~4週間の間隔を空けて2回目の接種が必要になります
企業・団体へのご案内FOR COMPANY
企業や団体の福利厚生として、社員の方・ご家族を対象にインフルエンザワクチン接種を取り入れるケースが増えています。当院でも、こうした福利厚生としてのワクチン接種が可能です。一括請求や後日のお支払いなどにもフレキシブルに対応しておりますので、ご検討の際にはお気軽にご相談ください。
Q&AFREQUENTLY ASKED QUESRIONS
インフルエンザワクチンは、毎年接種する必要がありますか?
毎年、インフルエンザウイルスは性質を変化させて流行するため、効果的な予防には毎年の接種が不可欠です。さらに、インフルエンザワクチンは病原体を殺して作る不活化ワクチンです。病原体を弱毒化させた生ワクチンと比較すると防御免疫の持続期間が短い傾向があり、5ヶ月程度しか効果が持続しないとされています。それを過ぎると効果がなくなってしまうため、毎年受ける必要があります。
インフルエンザワクチンを効果的に接種できる時期を教えてください
インフルエンザワクチンは接種後、抗体ができて効果を現すまでに2週間程度かかります。また、効果の持続期間は5ヶ月程度とされています。インフルエンザの流行は毎年12月頃にはじまって、ピークは1月~3月ですから、11月中旬以降から遅くとも12月中旬までの接種で効果的な予防が期待できます。
インフルエンザワクチンの4価って何ですか?
インフルエンザは毎年タイプの違うものが流行します。そのため、毎年、流行を予想して新しく作られています。インフルエンザワクチンは、A型・B型のウイルス両方に効果があるように作られており、H1N1株とH3N2株の2種類のA型株、山形系統株とビクトリア系統株の2種類のB型株の4種類を培養して作ったワクチンは、4価ワクチンと呼ばれます。
インフルエンザワクチンの効果を教えてください
インフルエンザにかかった場合、重症化を予防する効果があります。インフルエンザの予防効果もあります。一般的にインフルエンザは発症後1週間程度で回復しますが、症状が長引くことがありますし、肺炎やインフルエンザ脳症を合併して重症化し、死亡する可能性もあります。基礎疾患があったり、高齢者で免疫力が落ちていると重症化しやすい傾向があるため、こうした重症化を防ぐ効果はインフルエンザワクチン接種で最も有効性が高いと言えます。
接種を受ける人数が増えれば、インフルエンザの流行を抑えることにつながるという公衆衛生上のメリットもあります。
※詳しくは、厚生労働省の『令和元年度インフルエンザQ&A』をご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html